こだわり派が持つイタリア革のポケットティッシュケース

ポケットティッシュという消耗品を楽しむ

普段、何気に使っているテッシュペーパー。とくにポケットティッシュはバッグに常備している人も多いのではないでしょうか。わたしもお出かけの際は、ハンカチタオルとポケットティッシュは忘れないようにしています。ですが、ケースやカバーなどに入れていないポケットティッシュって、いざ使うとき、バッグの中でグシャグシャに型崩れてしていることもあるんですよね。もちろん、その状態でも使えるんですけど・・・。人に差し出したりする場面を考えると、専用のケースやカバーを持っていた方が印象も良いように思います。

ポケットテッシュという消耗品の楽しみ方のひとつとして、革製ケースはいかがでしょうか。


本革イタリアンレザーが魅せる色・艶・風合い

イタリアンレザーって世界三大レザーのひとつで、みなさんも耳にしたことがあるかと思います。

ですが、イタリアンレザーと一言で言っても、普通の方は目で見ただけでは区別できないと思います。皮革の世界は広く細かい世界です。同じように見えるレザーはたくさんあります。

では、イタリアンレザーは何が違うか。わたしは、イタリアンレザーとは「目で見て楽しむ」「触れて楽しむ」「使って楽しむ」ことが出来る革だと思っています。

発色の良さも素晴らしいイタリアンレザー。(上)のポケットティッシュケースはイタリアンレザーの中でも有名はArizonaのレッドです。一般的に、人工的に作られる顔料で染めた革というのは、鮮やかで美しい色が出て見た目はとてもきれいな革が多いんです。逆に、イタリアンレザーというのはほとんどが自然由来の染料で色付けされます。このように、イタリアンレザーは昔から自然に優しい製法で作られる革なんです。顔料染めの革の方がビビッとな色が出せますが、今は染料染めのイタリアンレザーでも鮮やかなレザーが多いので、「目で見て楽しむ」ことも出来るんです。他にもイタリアンレザーでよく見られるシボ。革製品を好きな人の中には、シボの多い革がとくに好き!という方も少なくありません。シボの感じが特に個性的なアラスカレザー(下)も見た目のインパクトがあり、レザークラフターの中でも人気です。

オイルレザーでさらに楽しむ経年変化

イタリアンレザーのポケットティッシュケースを使うのであれば、経年変化も楽しみたいところ。

革の種類でも違ってきますが、色・艶・風合いの変化はイタリアンレザーならとくに楽しむことが出きます。オイルを含んだ革というのは、使い始めからもっちりとした手触りで、そこからどんどん柔らかく馴染んでいきます。

(上)イタリアのLo Stivale社が作るネブラスカという革には魚油が使われているそうです。タンナーごとに革のレシピがあり、そこで使われるオイル(油)も色々なんですね。

革をシンプルに楽しみたいからこの形

ポケットティッシュケースにも色々と機能が付いたものもあります。金具が付いていたり、ボタンやファスナータイプのもの。ポーチと一体化したものなど、いろんな形のものがありますが、DeepLeatherでは本物の革をダイレクトに楽しんでもらいたい。そんな思いから、とにかくシンプルな作りにしています。

フラップを入れ込むだけなので、ポケットティッシュの出し替えも簡単です。

持ち物は革製で揃えたいという方や、革製のポケットティッシュケースをお探しの方などにぜひ使って欲しいイタリアンレザーのポケットティッシュケースです。詳細はSHOPに詳しく載せております。


【豆知識】

ちなみに、ポケットティッシュを含むティッシュペーパーの消費量1位の国ってどこだと思います?

じつは、日本なんです。年間消費量は47万トン。どのくらいか全然わかりません・・・。箱ティッシュに換算すると、一人あたり約18箱も消費しているんだとか。コロナ禍もあり、今はもっと多そうですね。




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