ハンドグレージング
一気に寒期に突入しましたね!冷え性のわたしにとって、この朝晩の冷え込みは非常に辛い・・・。
ですが、もの作りに没頭している時間はメラメラぽかぽか。なんでしょうね、手も使うが頭も使うのがレザークラフト?けっこう考え込む時間が多いんです。平面からの立体って簡単そうに見えて難しい・・・。
さて、今回はハンドグレージングについてお話したいなと思います。
DeepLeatherでは初めて扱う国産のヌメ革「シエナ」
「シエナ」はパリっとした質感なんだけど、しなやかさもあるので私としては作りやすく気に入っている革なんです。
シボ多めのオイルレザーばっかり触ってきたので、とっても新鮮。また、この革は不思議なことに汚れやすいけれど汚れにくいという特徴があります。いつも細心の注意を払って作品作りをしていますが、シエナを扱っていると指の指紋のようなシミが出てきて、「あれ?指に油でもついたのかな」と愕然としてそのまま放置していましたら、しばらくして手にとってみると、シミのようなものが消えている!という現象が3回ほど見受けられました。おそらく雨や水滴などにすぐに反応するタイプなのでしょう。ですが消えるというのはうれしい利点ですよね。またツルツルの銀面は傷もつきやすそうですが、このシエナはハンドグレーシングできるのも魅力なんです。
ざっくり言うと今はマットな銀面を艶出しにできる!ということです。まぁ何もせずとも月日が経てば自然と艶が出てきますが。
やはり最初から艶が出ている革というのは傷が入りにくい、もしくは目立たないような気がします。このシエナはハンドグレージングによる艶出しが可能なので、気になるかたはチャレンジされてみてはいかがでしょう。ハンドグレージングの方法についてはいろいろなやり方があるようなので、自分に合った方法を探してみてください。
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